こだわり拝見再発見 VOL.6

日常と非日常をつなぐ、
井波総合文化センターの顔。

ホールに入ると、まず目に入るのが、緞帳(どんちょう)だ。それは舞台と客席を仕切る幕であり、ホールの顔でもある。井波総合文化センターの緞帳は、同施設の誕生から今日までともに歩み続け、今年の11月に20歳を迎える。桜に包まれた高瀬神社、ツツジに囲まれた瑞泉寺、雪をうっすら被った八乙女山。赤やピンクの暖色系で彩られた、春の井波を象徴する緞帳だ。遠くから見ると1枚の絵画のようだが、近寄ると織り目が見える。巨大な厚地の手織物なのである。
緞帳が上がり切るのにかかる時間は17秒。緞帳が上がっていくたびに高揚感や期待感がどんどん高まり、緞帳が下がっていくたびに寂しさや満足感など様々な感情が胸に込み上げてくる。日常から非日常へ。非日常から日常へ。緞帳という1枚の幕が果たす役割は実に大きい。

緞帳画像
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