
生音をきれいに響かせる、
ヘリオスの大きな太陽。
ヘリオスは、県内でも珍しい円形劇場。その天井を見上げると、大きな太陽のようなものがある。一見すると、ユニークなインテリアのようだが、実はれっきとした音響反射板なのだ。ヘリオス建設の際、サントリーホールも手がけた設計事務所に音響設計を委託し、設計段階で加えられたものである。この音響反射板があることで、1.6秒の残響時間を作り出すことができるのだ。この秒数こそが、多彩なジャンルに対応できる最適な音の響きなのである。ヘリオスがここまで音響にこだわったのは、劇場空間も楽器そのものであるが故。こだわった甲斐あって、どの客席に座っても生音がきれいに響き、しばし余韻に浸ることができる。ヘリオスの音響反射板は、舞台に立つ人にも、舞台を見る人にも幸せな時間をもたらす、名バイプレーヤー(脇役)なのである。
